パパの出番

お父さんが嫌われ者だなんて誰が言ってるの?

パパ 出番

父親って嫌われ者なのだろうか。
先日、高校生の娘が言っていた。

 

「Aちゃんてさぁ、お父さん大好きなんだって、珍しいよね。」
父親の私はなんて答えたらよいのかと、一瞬ためらった。

 

世間一般には「お父さんは嫌われ者」というのが常識なのだろうか。

 

地元の小学校にお父さんばかりが集まる会がある。
子どもを介して集まった会ではあるが、話をしていて子どものことが話題になることはほとんどない。

 

たまにあるとしても、「もう、子どもが一緒に風呂に入ってくれない」とか「洗濯物を一緒にするのを嫌がる」など、
どんなに自分が子ども(特に娘)から嫌われているかの自慢話(?)ばかり。

 

こんな話ばかり聞かされていたら、女の子を持つパパは先行きを考えて暗くなるばかりだ。

 

 

思春期の娘は父親を嫌って当然なのか。
息子に疎まれて当然なのか。これは避けられない宿命なのか。

 

どんなにかわいがって育てても嫌われる運命だなんて悲しすぎる。
「亭主 元気で 留守がよい」とかいうテレビコマーシャルがあったなぁ、そういえば。

 

父親を疎ましいと思っているのは子どもたちだけじゃないようだ。
こんなの悲しすぎる。

 

 

世のお父さんたちは、「娘から嫌われるのは当然だ」と半ば諦めていないか。
息子に疎まれても、「一時的なもので同姓として父親を見直すときが来るさ」と根拠もない希望を抱いていないか。

 

諦める前にやることはいくらでもあるような気がする。

 

 

お父さんが嫌われるのはひげが濃いからではない。足がくさいからでもない。
もっと根本的なところに理由があるんじゃないだろうか。

 

子どもが生まれてこの方、自分は育児にどれだけ関わってきただろうか。
近くにいてほしいと子どもが願ったとき寄り添ってあげただろうか。

 

子どもが悩みを持ったとき耳を傾けてやっただろうか。
身の回りの世話をしてやっただろうか。

 

嫌われるにはそれなりの理由があるように思う。

 

 

子どもが成長し生意気なことを言うようになったころ、
「さぁ、出番だ」とばかり、のこのこ出てきて、したり顔で説教されたら、誰だって疎ましいと思うものだ。

 

「はっ、うぜぇ」と言われたって無理もない話だ。
子どもが生まれたその瞬間から、父親の出番はすでに始まっている。

 

仕事も忙しいだろうが、積極的に育児に関わろう。
ミルクも飲ませ、お風呂にも入れ、オムツも取り替えよう。洗濯も皿洗いも料理もしよう。

 

自分の楽しみもある程度は我慢して、子どもにできるだけ付き合おう。
そして、子どもと一緒にいることを楽しもう。

 

簡単そうだか、実際にやってみれば大変なことだと気づくだろう。
こうした地道な努力があれば、「お父さん、嫌い」なんて、子どもは簡単には言えないはずだ。

 

それに、子どもをしっかり見ているから的確な助言もできて、
「わかってないなぁ」なんてことにはならないしね。

 

そして、最後にもうひとつ。
配偶者を大事にしましょう。夫婦の関係って大事です。子どもはよく見てますよ。

 

 

 

 

 

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