「学校に行きたくない」

子どもが「学校に行きたくない」と言い出したら・・・

子どもが「学校に行きたくない」と言い出すなんて、
まさに青天の霹靂です。

 

親としては思ってもみないことが起こってしまったと慌てふためいたり、
落ち込んだりしてしまいますが、まずは落ちつくことが肝心です。

 

私たちは学校に行くことが当たり前のような空気の中で
成長してきますから、学校に行って当然と思っています。

 

でも、これは本当に当然のことなのでしょうか。
学校に行かないということは人生の落伍者を意味するのでしょうか。

 

結論から言うと、そんなことはありません。
子どもが「学校に行きたくない」と言い出したら親が落ち着いて対応することが大事なんです。

 

では、落ち着いて考えるための材料を少し提供しましょう。

 

   【不登校の状況】
「学校に行きたくない」

 

このグラフは「不登校の状況の推移」です。
文部科学省が発表した平成26年のデータです。

 

これによると、平成26年の一年間で不登校生徒数は、
小・中学生で12万2,897人います。

 

高校生も6万人くらいいますから、
全部合わせると不登校生徒は19万人くらいいるということになります。

 

小学生で255人に一人、中学生は36人に一人が不登校生なのです。

 

ここで不登校生徒と言っているのは、長期欠席者(30日以上の欠席者)のうち、
「不登校」を理由とする児童生徒を意味します。

 

ここには保健室登校や適応教室に行っている生徒は含みません。
だから、実質不登校生はこの4倍も、5倍もいると言われています。

 

もし、あなたのお子さんが不登校になったとしても
ちっとも変ったことではないのです。

 

ましてや、子どもが悪いことをしているなんて決して思わないでください。
「なんで学校に行かないの?」なんて子供を責めることもしないでください。

 

不登校生は1975年頃から増え続け、2001年まで増加の一途をたどりました。
それからというものちょっとは減っていますが、ずっとほぼ横ばいが続いているのです。

 

文部科学省も学校も不登校対策に躍起になっているのに、
不登校生が減らないのが現実なのです。

 

この状況を見れば、もしあなたのお子さんが学校に行かなくなっても
あなたのお子さんが特別でも、異常でもないのです。

 

あなたのお子さんに原因があるのではなくて、
学校やシステムにその原因があると考える方が自然なのです。

 

まずは、落ち着いて客観的に今の状況を把握することです。
そうしたうえで、どのように対応したら良いのか考えましょう。

 

次には、不登校生への対応を考えます。
>>不登校はいつ?どんなきっかけで起こるのか?

 

 

 

 

Ads