中学校の部活動

部活が悪いとは言わないが、子どもを家庭に取り返そう。

多くの親がそうであると思いますが、
私も子どもには何か夢中になって取り組めるものを持ってほしいと思っています。

 

若者がスポーツに打ち込む姿は、美しくもあります。
部活動は子どもたちにさまざまな良いチャンスを与えてくれます。

 

部活動

ひとつのことに集中すること。友と協力すること。
体力をつけること。粘り強く努力すること。

 

最後まで諦めないこと。他者に対する思いやり。
私はこういうものを否定するものではありません。

 

しかし、それとは別に負の面もあると思っています。
「夏休みに家族そろって旅行ができるのも、子どもが小学生のうちだよ」とは、
先輩親たちからよく聞かされていました。

 

特に活躍している運動部などに子どもが入ったら、
家庭生活などないに等しいものになってしまいます。

 

試合などの応援はもちろんのこと、
選手の送り迎えのボランティアにまでかり出されます。

 

こうなると、家庭は子ども中心になってしまいます。
家族旅行の計画もままならず、週末にゆっくりと家族で過ごす時間もなくなります。

 

週末も休みなく部活動に通う子どもたちを見ていると、
過労死寸前のビジネスマンの姿が重なって見えます。

 

子どもをこんなふうにして追い込んでしまってよいものでしょうか。

 

中学生の時にはやらなくてはならないことがたくさんあると思います。
勉強はもちろんですが、趣味で本を読むことも、友達とゆっくり語らうことも、どれも大事なものです。

 

そして、家族とともにゆっくり過ごす時間はかけがえのないものです。
そういうものを部活動が奪ってしまっていると言えないでしょうか。

 

 

部活動が必要ないといっているのではありません。
バランスが必要だということを言っているのです。

 

中学生には家族と過ごす時間が必要です。
家族にとっても子どもと過ごす時間が必要なのです。

 

子どもが見えなくなるといわれる年頃だからこそ、
一緒にいる時間が必要なのです。

 

「子どもが何を考えているのかわからない」と嘆く前に、
一緒に時間を過ごし、子どもをしっかりと見ている必要があるのです。

 

本当は子どもだってそれを望んでいるのです。
子どもたちにとって悩みの時期、迷いの時期であるこの年頃に親としてしっかりと関わっていきたいものです。

 

 

そのためにも、親がちょうど「仕事と生活」のバランスを見直すように、
子どもの部活と生活のバランスを見つめ直す必要がありそうです。

 

「やることもなくボーっとしているよりは…」などと安易に考えて、
部活に子どもを預けてしまわないようにしたい。

 

部活動が与えてくれるすばらしさを承知の上で、あえて言います。
部活動の比重を軽くして、子どもを家庭に取り返そう。

 

 

 

 

 

 

 

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